2016年9月25日日曜日

妻の両親が遊びに来てくれたのでランチを作った



 

つい先日、引っ越しをした。
引っ越し、大変でした。ずっと雨続きだったのもあったかもしれない。吉本ばななさんがキッチンという小説で「引っ越しはパワーだ」と書いているけど、ほんとそうだ。引っ越しはパワー。
今回の私たちの引っ越しには「(妻の)両親との行き来をしやすくする」という目的があって、そのためこれまでよりも妻の実家にほど近いマンションを選んだ。

先週、祝日の合間に有給休暇をいただき荷物を運び入れ、何とか収まるべきところに物が収まって、それでさっそくお昼時に散歩がてら来ていただくことになった。

妻の実家に遊びに行くといつも、お腹いっぱいになるまで、いろんな美味しいものを次々と出してくださる。そのお返しに、というわけではないけど、ヘルシーで、お二人が美味しいと思ってもらえるものを食べていただきたいと思って…コンフェクション(料理開始)!

エビフライ、ささみカツ、コールスロー
エビはカラッと揚げて自家製タルタルソースで。お義母さんの好物であるエビ、ペロッと平らげてもらえて嬉しい。ささみカツはいつもお弁当で作るメニューだけど、ヘルシーなので起用。
コールスローは妻レパートリー。今日はキャベツとニンジン、玉ねぎで作っていたけど、キャベツにディルを混ぜたものも美味しい。自分もマスター したい。

栗ごはん。栗がゴロゴロ入ってます
そして栗ごはん。出汁が効いていて美味しかった!お義母さんにも好評。
前日から水に浸けてやわらかくはしていたものの、鬼皮、渋皮を剥くのがけっこう大変だった。

ブログをはじめてから「あの料理、どうやって作るの?」とレシピを訊いていただく機会が何度か出てきたので、今回よりいくつか載せることにしてみます。作り方を知りたい方はこちらからどうぞ。
栗ごはんのレシピ・作り方
キノコたっぷりの味噌汁
キノコの味噌汁。しいたけ、舞茸、しめじ。
キノコは美味しいのはもちろん、免疫力を高める食材ということで登場。
りんごのタルト。甘すぎないさっぱりした味
デザートはりんごのタルト。これは昨年作って美味しかったので再度トライ。
お義父さんが一口食べた後、「美味しいね」と言ってくれました!
ざくざくとしした全粒粉のタルト生地の上に自家製カスタード、その上に煮たりんごを並べています。飾り付けは妻が担当しましたが、りんごが大きかったので並べるのに苦労した様子。
作り方を詳しく知りたい方はこちらから。
 りんごのタルトのレシピ・作り方

ランチとデザートを食べ終えて、リビングで少しゆっくり。テレビの大相撲秋場所中継で豪栄道がみごと全勝優勝を果たすのを見届けてから「ごちそうさま」と帰っていきました。
喜んでくれてよかった。また作ろう。

りんごのタルトのレシピ・作り方



りんごのタルトのレシピ・作り方


■材料(直径18cmのタルト型1個分)
タルト生地(後述)
りんご(小)・・・2個
カスタードクリーム(後述)

煮汁用)
りんごジュース…150g
レモン果汁…10g
はちみつ…10g
塩…ひとつまみ

ツヤがけ用)
りんごの煮汁…80g
くず粉…小さじ1/2
粉寒天…小さじ1/2
レモン果汁…5g
はちみつ…15g

■作り方
1.りんごを厚さ5mm程度のくし形にカットして、煮汁用の材料と一緒に鍋に入れる
2.強火で煮て、沸騰したら弱火で3分煮て冷ます
3.カスタードクリームを温かいうちにタルトに詰め、その上にりんごの水気を切りながら並べる
4.つやがけ用の材料を鍋に入れて中火にかけ、沸騰したら弱火で2分煮て、刷毛を使ってりんごの表面にたっぷり塗る

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タルト生地
■材料(直径18cmのタルト型1個分)
薄力粉…60g
全粒粉…60g
てんさい糖…20g
塩…ふたつまみ
なたね油…40g
ピーナッツペースト…10g
豆乳…15-20g

■作り方
1.薄力粉、全粒粉、てんさい糖、塩をボウルに入れ泡立て器で混ぜ、ダマを取る
2.別のボウルでなたね油とピーナッツペーストをよく混ぜる
3.1に2を加えて泡立て器でかき混ぜ、粉っぽいところのない、ボロボロの状態にする
4.豆乳を入れ、ゴムベラで生地をまとめる
5.2枚のラップで生地をはさんでめん棒でタルト型より一回り大きいくらいまでのばす
6.タルト型に敷いて形を整える
7.フォークで穴を開け、180℃に温めたオーブンに入れ、10分焼いたあと160℃に下げ15分焼く

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カスタードクリーム
■材料
薄力粉…25g
なたね油…25g
豆乳…250g
てんさい糖…45g
粉寒天…小さじ1/3
バニラエクストラクト…小さじ2

■作り方
1.薄力粉となたね油を鍋に入れ、なめらかになるまでよく混ぜる
2.1に豆乳とてんさい糖、粉寒天を加えて混ぜ、中火にかける。沸騰したら弱火にして3分煮る
3.火を止めてバニラエクストラクトを加えて混ぜる

参考にしたレシピ本はこちら。
白崎裕子著『かんたんお菓子 なつかしくてあたらしい、白崎茶会のオーガニックレシピ』

栗ごはんのレシピ・作り方



栗ごはんのレシピ・作り方

■材料(4人分)
米…3合
栗…16-20個
油揚げ…1/3枚

出汁
昆布だし…630ml
酒…大さじ1
塩…小さじ1

■作り方
1.栗を1時間以上水またはぬるま湯に浸けて鬼皮をやわらかくする
2.おしりの部分を切り落として鬼皮を手でむく
3.切り落とした部分から包丁を使って渋皮をしっかりむき、水につける
4.1個を2-3つに切る
5.米を洗って30分-1時間水に浸け、ざるに上げて水切りする
6.沸騰している湯に栗を入れて1分ゆで、ざるに上げて水を切る
7.炊飯器に米、栗、出汁を入れて混ぜ、油揚げを載せて炊く(炊飯器の炊き込みご飯モードを使用)
8.炊き上がったら油揚げを取り出して全体を混ぜ、器に盛る

参考にしたレシピ本はこちら。
野崎洋光、村田吉弘、川原渉、後藤紘一良ほか『永久保存レシピ 一流料理長の 和食宝典 ―私たちへ300レシピの贈り物』

2016年9月11日日曜日

先輩、お腹いっぱい

前菜1:マグロとアボカドのタルタル。チーズのチュイール、ディルを添えて

今日のおもてなしランチ、無事先輩をお腹いっぱいにさせることに成功。初めて作るメニューもあったが、どれもうまくいった。愉快なランチになってよかった。
先輩が誕生日を迎えられたばかりだったので、デザートのゼリーに妻がアレンジを加えた。
次回は東京オリンピックの際でも、という話が出たが、そんなに間を空けずにまた来てくれたら嬉しい。お腹いっぱいにさせます。
簡単に材料とレシピを書いてみます。

マグロとアボカドのタルタル

<材料>
マグロ、アボカド、長ねぎ、パルミジャーノ・レッジャーノ、ディル、バゲット
しょうゆ、わざび、塩、黒こしょう 、オリーブ油

<作り方>
1.マグロ、アボカド、長ねぎをみじん切りにする
2.ボウルに入れ、しょうゆ、わさび、塩、黒こしょうを加えて混ぜる
3.フライパンにオリーブ油を薄く引き、パルジャミーノを薄く丸くのせる。溶かしてうっすら色が付いてきたら火を止めてはがす
4.焼いたバゲットに2を載せ、3やディルを飾る


前菜2:アスパラガスと黒オリーブのソテー

 アスパラガスと黒オリーブのソテー

<材料>
アスパラガス、黒オリーブ
オリーブ油、バルサミコ酢、パルミジャーノ・レッジャーノ、塩

<作り方>
1.アスパラガスははかまを取り、堅い部分は皮を向き、三等分くらいに切る
2.フライパンにオリーブ油を熱して強火でアスパラガスを焼く
3.アスパラガスに焼き色がついたら塩をふり、オリーブを加える
4.バルサミコ酢を加えて火からおろす。薄切りにしたパルミジャーノを上から散らす


サラダ:魚介たっぷりのサラダ

魚介たっぷりのサラダ

<材料>
ホタテ、甘エビ、イカなど何でも
サニーレタス、ベビーリーフなど緑の野菜何でも
(ドレッシング用)
すりおろしたニンジン、すりおろした玉ねぎ、ホワイトビネガー、オリーブ油、塩、こしょう

<作り方>
1.魚介、野菜をきれいに洗って拭く
2.ドレッシングをつくる。ホワイトビネガーとオリーブ油の割合は1:3くらい
3.皿に盛り付ける 

メイン:ローストビーフ じゃがいものピュレ添え
ローストビーフ

<材料>
牛のかたまり肉
塩、サラダ油

<作り方>
1.前日から肉の1%の塩をふって冷蔵庫で寝かせる(今回は肉が600gで、6gの塩をつかった)
2.肉を室温に戻し、フライパンに少量のサラダ油を入れて弱火にかける
3.6分-7分焼いて、裏返す。脂をスプーンですくって肉にかけながら5-6分焼く
4.両面焼けたら側面も焼く
5.焼いた時間と同じ時間、休ませる
6.5mm-6mmの厚さに切る

じゃがいものピュレ


<材料>
じゃがいも
バター、牛乳、生クリーム、塩、黒こしょう

<作り方>
1.じゃがいもをゆでで皮をむき、刻む
2.バター、牛乳、生クリーム、塩、黒こしょうを入れて強火にかける
3.1と2をフードプロセッサーにかけて、粘りが出るまで撹拌する

2種のぶどうのゼリー。HAPPY BIRTHDAY!

2種のぶどうのゼリー
 
<材料>
ぶどう
水、白ワイン、てんさい糖、ゼラチン、レモン

<作り方>
1.ゼラチンを溶かす
2.なべに水とてんさい糖を入れ弱火にかける
3.白ワインとゼラチンを加え、ゼラチンが溶けたら火を止め、レモンの絞り汁を加える
4.粗熱をとる
5.器にぶどうを入れて3を加えて冷蔵庫で冷やす

2016年9月10日土曜日

明日のランチの下ごしらえ開始


明日の午後関西からゲストが来るので、ランチメニューを組み立てた。

ゲストは私たち夫婦が共通でお世話になっている先輩で、久々にお会いできるのでお腹いっぱいにさせたいと思う。食材は揃った。下ごしらえを開始しよう。


<おもてなしランチメニュー>

前菜1:マグロとアボカドのタルタル
前菜2:アスパラと黒オリーブのソテー
サラダ:魚介たっぷりのサラダ
メイン:ローストビーフ じゃがいものピュレ添え
デザート:2種のぶどうのゼリー


ローストビーフの 肉の1%の塩をすりこみ、冷蔵庫で明日まで寝かせる。
今回もうまくいきますようにとドキドキする瞬間。






2016年9月4日日曜日

好きだから料理をしている


2016年3月、夫婦ふたり暮らしは10年めに突入した。
私たちは東京都・世田谷区にあるマンションに二人で住んでいる。

現在土曜か日曜のどちらかは、夫である私がキッチンに立って料理をしている。
また、平日の昼に食べるお弁当は、私が作るようになっている。
妻も料理をするが、私も料理をする。 二人でキッチンに立つことも多い。

最近わかったことがある。私は料理をするのが好きである、ということだ。
料理が苦手なのにいやいやしなければならない、という人も大勢いるだろう。
でも、私は料理をするのが好きで、好きだから料理をしている。

その気持ちを大事にして、作った料理の写真や料理に関する文章などを載せていきたい。